突然ですが、遠距離恋愛についてどう思いますか?
「遠距離恋愛って、なんだか大変そう…」
それが、海外赴任という海を越えちゃったものになると…?
今回「どうしよう・・・!?」というSOSが来たので、ちょっと友人と飲んできました。
私の知っている中にも、海外赴任をきっかけに結婚したカップルや別れたカップル、遠距離恋愛を成就させ結婚したカップルもいます。
今回は、遠距離恋愛のいろいろな例や「遠恋」の先輩たちの経験談もご紹介してみます。
遠距離恋愛の、苦手意識も取り払えるかもしれませんよ!
目次
遠距離恋愛だと悩みは多くなる?
この友人は仕事の元後輩(仮にA美)で、大人っぽいアラサー女性。
今回、付き合っている彼が急遽アメリカへ海外赴任することになりそうなんだそうです。
確かにね…でも、海外赴任に纏わる恋愛にも、いろんな面があるからね。
海外赴任をきっかけに結婚を決めた男性の話
例えば、海外赴任をきっかけに、男性が彼女と「なぜ結婚したいと思ったのか」、とあるサンプルをご紹介します。
あなたは彼にとってどんな彼女ですか?また、彼はあなたにとってどんな存在でしょうか?
今お付き合いしている彼と結婚したいと思っている女性には、特に必見エピソードかも!
絶対に結婚したい、頼りがいのある彼女!
Bさん(男性)にとって、海外赴任はキャリアにおいて待ち望んでいた大きな挑戦でした。でも正直、少し不安もあったようです。
普通は、今付き合っている彼女と結婚して家族として連れて行くとなると…現地で自分自身の事だけではなく、彼女のサポートもしなくてはいけないでしょう。
しかし、Bさんの彼女は英語が堪能で海外生活も経験済み。むしろBさんを助けてくれる場面すら想像できたそうです。
唯一の心配は、彼女が大好きな仕事を持っていたこと。それを捨ててまで自分の海外赴任について来てくれるか…という不安を持ちながらプロポーズしたところ、なんとOK!
あなたとは一生一緒にいたいから結婚したい!海外赴任は大事な時だし一緒に頑張ろう!正直、私も仕事にはまだ未練があるし、縁があればまた仕事をすると思う。その時は必ず応援してね!
Bさんは思い切ってくれた彼女に惚れ直し、結婚して一緒に海外赴任に行きました。
彼女は、てきぱきと海外赴任準備から結婚準備までをきっちりこなしてくれただけでなく、赴任した後もなにかと自分をサポートしてくれて本当に頼もしかったです。 お陰で赴任早々からびっくりするぐらい忙しくても、比較的落ち着いてこなせてると思います。こちらでは家族単位の交流もあるので、正直、彼女のサポートはかなり大きいです。 もちろん、彼女の再就職の時にはしっかり応援しなくては!と思っています。
Bさんの奥様のように思いやりがあって頼りがいのある女性がそばにいれば、Bさんのように赴任先での仕事も頑張れそうだと思っている男性も少なくないかもしれません。
海外赴任に帯同する男性にとっては「海外赴任?まかせといて!」くらいの女性の方が、もしかしたらプロポーズしやすいかもしれませんね。
遠距離恋愛を受け入れてくれた彼女
海外赴任が突然決まったCさん(男性)。実は付き合い始めたばかりの彼女がいました。
赴任が決まった事を報告したところ、彼女はCさんの頑張りをすごく喜んでくれたそうです。
遠距離恋愛になっちゃうけど、お互い頑張ろうね!
Cさんは、ポジティブな彼女のその一言に救われたんだそうです。
Cさんが海外赴任後、Skypeデートやメッセージを送り合ったり、長期休暇の際にはお互いを訪ねて。
Cさんの彼女は、自立していて自分の世界を持っている人なんだそうです。Cさんが忙しすぎてSkypeデートで寝落ちした時も一切責めず「大丈夫?ちゃんとベットで寝てね!」というメッセージがあったり、彼女を優先できなくても「今は、まずお仕事でしょ!」と言ってくれたんだそうです。
Cさんは何度も彼女の言葉に励まされたそうで、彼女がかけがえのない存在だと感じたんだそうです。話を聞いてくれて、明るい気持ちにしてくれる彼女の態度に、結婚相手としての信頼感も高まったそうです。
そして出会ってからほぼ1年後、Cさんが彼女にプロポーズして結婚することに!
実は付き合って1年程度だし、会っている時間も実質少ないのに、彼女とならどこでもこれからも毎日が楽しいだろうな、と実感したんですよね。海外赴任して遠距離になったのに、不思議とグッと二人の距離が近くなったんですよね~。
・・・この方、実は私が以前お仕事したクライアントの一人。接待の飲み会で惚気られて、周囲は羨ましさで汗だくでした!(苦笑)
「海外赴任きっかけで結婚」したカップルに聞いてみた!
海外赴任をきっかけに結婚を決めたカップルも数多くいます。
という意見もありました。
海外赴任に限らず、結婚はタイミングも大いに関係がありますよね。
でも、そのタイミングを突きつけてくるのが「海外赴任」というハプニングです。
また、帯同する側は今の自分の仕事を辞めてついていくことになります。
そうした決断ができるかどうかも、大きなカギになるでしょう。
海外赴任に関わらず事前によく話し合っていて、心の準備ができていたカップルほど、海外赴任を良いタイミングとして結婚までスムーズだったようです。
日頃の二人の意思疎通の成果ともいえるかも知れませんね。
海外赴任を機に別れたカップルのリアルな本音とは?
好きで付き合っていても、最終的に出した答えが「別れ」だったカップルももちろんいます。
好きだけど彼と海外生活はやっぱり出来ない
海外赴任が決まった彼氏から、プロポーズされたDさん(女性)。
彼氏と将来結婚も…と以前は考えていたそうです。
ただ、問題は彼女の家族。実は彼女の家族は彼氏のことをあまりよく思っておらず、その反対を押し切って彼氏と一緒に海外に行くにはかなり悩んでいたそうです。
ただ、そんな悩む彼女を彼氏はかなり強く急かしたそうです。そして彼女が家族についての相談をしたとたん、彼氏にかなり冷たく突き放されたんだそうです。
それがきっかけで、彼女は彼と別れる決心をしたそうです。
彼のことが好きだったから、結婚して海外赴任にも一緒に行こうと悩んでいたんです。 私の家族が彼をよく思っていなかったのは、「彼は(私を)大事にしていない」「(私が)彼に使われ過ぎ」という点だったようです。 でも彼のあの対応で、別れて正解だったと今は思っています。もし見知らぬ環境の海外で、あんなふうに冷たくされたら耐えられなかったと思うし。。。
海外赴任は帯同する側にも大きな決断。彼氏本人も時間がせまる中、気持ちにも余裕が無かったのかもしれませんが、思わぬところで「本性」を見せてしまったのかもしれません。
結婚自体に向かない彼氏だった・・・
Eさんの彼は仕事がデキるタイプで、且つ、ちょっと自由なタイプでした。
Eさんとは長いお付き合いで、お互いの家族も公認の仲でしたので、いつ結婚してもおかしくないと思われていたようです。
ただ彼氏の海外赴任が決まった際に、結婚の話も出たそうですが「婚約」と言う形を取ることになって、Eさんには「時々来てほしい」と言う感じで彼氏は単身で海外赴任に向かいました。
しかし、海外赴任後に彼の周囲から聞こえてきたのは、現地でかなり遊んでいるという噂。。。
心配になったEさんが現地に彼を訪ねたところ、案の定「浮気」の証拠も目撃してしまいました。
ということで、すがる彼氏を振り切って、早々に婚約破棄をしたそうです。
長く付き合っていたので大体は分かっていたけれど、彼は根本的に結婚に向かない相手だと再確認しに行ったようなもの。 行く前も彼から押されて婚約までしたけれど、自分の中で「仕事まで辞めて帯同しても…」という彼に対する不安が実はあって、結婚という結論を出せなかった。やっぱり直感は正しかった。。。
ちなみに、その元彼氏はその後現地で大きな問題を起こしてしまい、日本に帰れない状態になってしまったそうです。(元彼氏家族からは、あの時結婚させておけば、と愚痴があったそうです。)
海外赴任では、様々な誘惑やトラップも多々あると聞きます。そんな中でも自分を律することができる人が、本当に仕事のデキる人ですよね!
「海外赴任をきっかけに別れた」カップルに聞いてみた…
海外赴任という「出来事」がきっかけとなって別れてしまったカップルにも、少しだけ聞いてみました。。。
結果として、海外赴任と言う話題が持ち上がったことをきっかけに別れることになったようですが、どちらにしてもお互いの「本心」を話し合ったり、いままでぼやかしていた価値観の違いがはっきりとしたり…ということのようです。
海外赴任でなくても、「遅かれ早かれ、別れることになっただろう」と思っている人が多いようでした。
以前お話を聞いた中で、わたし的に特に印象的だった方がいました。
彼の海外赴任が決まった時「お前が仕事を辞めて、ついてくるのが当然」と言われたことが、別れるきっかけになりました。 今まで「君を応援する」とフェミニストだったのに、彼の本性としては、実は私を見下していたのがはっきりと分かったんですよね。彼は私が一生を一緒にすべき相手ではなかったんです。 今は私も海外での仕事を視野に入れて、キャリアを積んでいます。
さすがです!
カッコイイですよね~!ものすごく応援したくなりました!
遠距離恋愛を選択したカップル
そして、もう一つの選択肢。遠距離恋愛を選択したカップルの声も集めてみました。
決断の時間も限られてしまうのが、突然の海外赴任の辛いところ。
意志を持って遠距離恋愛を選択した人もいれば、「結婚するのが今ではない」から遠距離恋愛になった人もいるようです。
また、遠距離恋愛は継続するのが難しいという声もよく耳にします。
私も1年から2年半ぐらいの遠距離恋愛を経験しています。 20代で遠距離恋愛をしていた時は、当時お互いにやりたいことがあって、一緒にいるための努力が片方に偏ってしまったので壊れてしまいましたが、30代での遠距離恋愛は、とにかく二人でたくさん話して、二人で一緒に頑張ったから結婚まで行きついたんだなぁと思っています。 距離があるからこそ冷静に考えられたり、二人で乗り越えるものが多かった分「絆」も深まったこともあったり、改めて彼の良さを再確認したり…と遠距離恋愛ならではの苦労や良い点もありました。私は遠距離恋愛は肯定派です。要は二人の気持ち次第です!
私の周囲でも、国や海をまたいだりの遠距離恋愛を経て結婚したカップルは結構多いです。
遠距離恋愛でつまずくところは人それぞれですが、最終的結論としていつも同意しちゃうのが、「日常的に、いつも二人で何でもいろんなことを話している」カップルは、遠距離恋愛になっても続いている例が多いようだ、ということです。
「海外赴任するから」「遠距離恋愛になるから」というきっかけで話しているうちに「違和感を感じて別れる」例もあるようなので、普段のコミュニケーション量の差なのかな~と思ったりしました。
とにかく二人でしっかり話をしよう!
海外赴任がきっかけで、急にいろいろなことに結論を出さなければいけない状況は、ものすごくプレッシャーもあり大変です。でも、そんなハプニングを「どう活かす」かは二人次第。
海外赴任に限らず、普段からできるだけ言葉にして伝え合うことはだと思います。
まずは彼ととにかく話し合ってみます。遠距離恋愛も視野に入れて、まずは二人の気持ちですよね! ・・・話したら少し、気が楽になりました。
それなら良かった~。まずは冷静になって、とにかく彼とたくさんいろんなこと話してみたら?今はネットもあるし、昔に比べたら今は遠距離恋愛はそんなに大したことじゃないかもよ。
そうですよね~、モニカさんの頃は付け文とかで伝えたんですよねえ。ぷっ(笑)
おいっ!調子に乗ってるな~!(でもこれは、いつもの彼女との掛け合い漫才…)
・・・ということで、A美は来た時の悲壮感が消えて、すっかり元気になって大笑いしながらほろ酔いで帰っていきました。
相手を思いやり、協力しながら前に進んでいけることを願っています。
A美さんを含めて、全てのカップルが幸せな決断をできますように!
海外赴任についての他の記事はこちらです。ぜひご参考ください↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
まだ付き合い始めて間もないので、ちょっと結婚するには早すぎるし。。。
でも、遠距離恋愛なんかをしていけるのかどうかが、自分では不安もあって。。。