面接のときの自己紹介はどのぐらいの時間、どんなことを話せばいいの?
自己紹介は、どんなことが目的なの?
ただでさえ緊張する面接ですが、自己紹介で何を話せばいいのか上記のような悩みを抱えている方は多いと思います。
私もよく「面接のときの自己紹介がすごく苦手です!」と相談を受けます。
初対面の人、しかも面接官に自分の事を話すのって難しいですよね。
社会経験がある転職組だからこそ、相応しい振る舞いや話すべきことがあります。
そこで今回は、面接官の経験がある私モニカが
- 面接を受けるときのポイント
- 自己紹介をする目的
- 自己紹介で話すべきこと
- 自己紹介で注意する事
- 話す内容を忘れた場合の対処法
これら5つの観点から自己紹介について、詳しくお話しますね。
自己紹介についてお話する前に、まずは面接を受ける時の大切なポイントを3つご紹介します。
【転職】面接を受ける時のポイント3つ
これからお伝えする3つのポイントは、面接全体を通して心がけたい大切なことです。
ちょっとしたことですが、これらを実行すれば、あなたの印象がガラリと変わりますよ!
もちろんいい方向に!
是非覚えておいてください。
1.話している相手の目をみて、はきはきと話しましょう うつむいたり、小さな声でボソボソ話さないように気をつけましょう。 2.この職場で働きたいという気持ちをこめて話してください 気持ちは伝わるものです。 3.謙虚な態度で臨みましょう 経験があり自信を持っている職種であっても、謙虚な態度は大切です。
面接という限られた時間の中で良い印象を持ってもらうことは、とても重要です。
この3つを意識して実行すれば、あなたの好感度アップ間違いなしです。
ぜひ鏡を見ながら練習してくださいね。
それでは、この3つのポイントをふまえて面接官の立場から、自己紹介について詳しくお話していきますね。
自己紹介の目的は?
履歴書や職務経歴書に全部書いてあるのに、なぜ自己紹介をするのでしょうか?
それは、自己紹介に2つの目的があるからです。
1つ目は、初めて会う面接官に対する「はじめまして」の挨拶のようなものと考えてください。
これからスムーズに面接を進めるためのプロローグ部分といえます。
2つ目は、あなたのコミュニケーション能力や社会人としての常識を見ています。
募集中の仕事に合っている人物か、最初の会話からあなたの印象をつかもうとしているのです。
この2つの目的から、面接が始まってすぐに自己紹介となるわけです。
自己紹介は、あなたの第一印象を決める大切なものです。
ここで忘れてはいけないのは、はじめにお伝えした面接のポイント3つです。
面接官はあなたが話す内容と同じくらい、あなたの印象に注目しています。
部屋に入ったときから実行し、好感度アップを目指しましょう♪
お待たせしました。
ここから自己紹介で話すべきことを4つお伝えします。
例文を1つのせてありますので、参考にしてくださいね。
自己紹介で伝えるべきことは4つ
面接の時自己紹介で伝えるべきことは4つです。
パターンを覚えれば、応募する会社によって応用できます。
時間にして、約1分で話すようにしましょう。
面接官に「要点を押さえている」「次の質問がしやすい」と感じてもらえれば、成功です。
1.名前 | 自己紹介ですから、必ず名前を名のりましょう。
意外と忘れてしまうことがあります。 |
2.お礼 | 「本日は貴重なお時間を頂きありがとうございます」 |
3.経歴 | 今までの職業をすべて話す必要はありません。
募集している仕事に合った職歴や成果を話しましょう。 数字を入れると具体的に伝わりやすくなります。 「〇年間勤務しました」「前年比〇〇%アップを達成しました」などです。 あなたが仕事から学んだことを伝え、応募の理由を付け加えます。 |
4.締めの挨拶 | 「本日はよろしくお願い致します」 |
分かりやすいように1つ例をあげますね。
貴重なお時間をいただきありがとうございます。(お礼)
私は、転職生命保険株式会社で2年間営業の実務を担当致しました。
ここで、基本的な営業のノウハウを学び、昨年は新規顧客の開拓に力を入れてまいりました。
その結果売り上げ目標率120%を達成することができました。
この経験を是非御社でも活かしたいと考えております。(経歴)
本日は、よろしくお願い致します。(締めの挨拶)
いかがですか?
はきはき話して1分以内に収まります。
雇用主側はどんな人を雇いたいのかを理解して、そこにマッチした経歴を話すことが大切です。
募集要項をよく読んで、募集の仕事に合ったあなたの経歴を話すようにしましょう。
もちろん自己紹介をしない場合もあります。
代わりに以下のような質問を受けることがあります。
あらかじめ職務経歴、仕事から学んだこと、あなたの強みをまとめておけば、どんな質問をされても慌てずに答えられます。
前もって準備しておきましょう。
面接を受ける前にまず書類選考がありますね。
履歴書の書き方をこちらの記事でご紹介しています。
職務経歴書をまとめると、自己紹介で伝えるべき経歴を整理できます。
職務経歴書の書き方をこちらの記事にまとめています。
面接官をしていたとき、多くの人が勘違いしやすいポイントが2つあることに気が付きました。
読者のみなさん、ここは注意してくださいね。
自己紹介、2つの注意点
知っていれば簡単なことですが、ついやってしまいがちな勘違い、注意点についてのお話です。
この2つの注意点を知ることで、面接官の求める自己紹介ができるようになります。
ぜひ、覚えておいてくださいね。
「自己紹介」と「自己PR」は違う
「自己紹介をしてください。」
そう言われたのに勘違いから自己PRをしてしまったら、面接官はあなたに「話を聞いていない残念な人」という印象を持ってしまいます。
「自己紹介」と「自己PR」の違いを簡単に表すとこのような感じです。
自己紹介=自分を知ってもらう
自己PR=自分を売り込む
この違いを覚えておきましょう。
自己紹介で性格は話さない
性格を話さないのは、意外に思いますか?
性格を話すと人柄を理解してもらえて、プラスになるように感じますよね。
しかし、経歴や仕事の成果を話す方があなたの資質を具体的に伝えられます。
あなたの性格は、入社したあと配属先の自己紹介などで話すチャンスがきっとありますよ。
面接のときの自己紹介、うまくできそうな気がしてきましたか?
せっかく入念に準備しても、面接では予想外の展開もありますよね。
そんなとき、どうすればいいのかもお伝えしておきます。
自己紹介で話す内容を忘れてしまったら?
第一志望の会社の面接中、緊張で頭の中が真っ白!
自己紹介の準備をしてきたのに話す内容を忘れてしまった!
こんなピンチのとき、どうすればいいのでしょうか?
どんなときも面接官と意思の疎通をしようとする姿勢を見せましょう。
自己紹介で話すことを忘れてしまったら、名前と挨拶だけでもいいので伝えましょう。
面接官から見ても緊張していることは分かります。
うまく話そうとするよりも自分を知ってもらおうとする姿勢が大切です。
いざ面接の場になってみたら、予想していた質問が全くこない事もあります。
予想と違うことで、慌ててしまいますね。
そんなときも落ち着いて、最初にお伝えした面接のポイント3つを思い出してください。
面接官の話をよく聞いて受け答えしましょう。
面接もそろそろ終わりかと思ったときにくる「逆質問」。
ここにもチャンスがあります!
こちらの記事に攻略法を書きました、是非読んでみてくださいね。
【転職】面接の自己紹介でもう迷わない!
今回は、面接のときの自己紹介のコツをお伝えしてきました。
面接は、限られた時間の中であなたのことを知ってもらうチャンスです。
なぜ自己紹介をするのか?面接官の目的は大きく2つあります。
- 挨拶のようなもの
- あなたの第一印象を見ている
面接のときの自己紹介で、好印象を残しましょう!
面接には、準備が大切です。
雇用主側がどんな人材を雇いたいのか理解し、あなたの経歴を整理してから面接に臨みましょう!
あなたの印象をアップする自己紹介をするために 以下のポイントを覚えておいてください。
面接の自己紹介が順調だと、面接全体がスムーズに進みますよ。 いかがでしたか? 自己紹介への苦手意識を克服して、あなたの第一印象アップにつなげてください。 応援しています! ここまでお読みいただきありがとうございました。
頑張りましょう!