海外を視野に入れた転職を決意したもののスキルに不安がある、自動車免許しか書く資格がないなどいろいろと不安はつきものですよね…。
そんなとき、何か資格を持っていれば面接に自信をもって挑めると思いませんか?
そこでこれから転職するあなたに、有利な資格を5つご紹介します。
どれも学歴や職歴の制限は少なく、今からでも挑戦できる資格ですので、ぜひ参考にしてみてください。
転職に有利!今からでも挑戦できる資格5選
例えば、食に興味があるので栄養士に転身したい!
小さい頃憧れていた幼稚園の先生を目指したい!
そう思ってもこれらの資格を取るには、大学や専門学校で数年間勉強する必要があります。
ある程度、お金と時間をかける必要のある資格の勉強は敷居が高いですよね。
そこで、今回は学歴や職歴の制限が少ない資格試験をご紹介します。
1.パソコン資格の定番「MOS」
引用:MOS公式サイト
パソコンの資格はたくさんありますが、その中でも人気なのがMOS(Microsoft Office Specialist)です。
オフィスワークの求人では当たり前のように「Word・Excelが使用できる方」と条件がありますが、これまでWord・Excelにあまり触れずに働いてきた人からすると心配になりますよね。
Word・Excelの勉強は独学でもできますが、きちんと勉強して試験に合格していれば自信を持って転職活動に望めます。
事務職は体力の面でも長く続けられますし、結婚・出産などで住まいや環境が変わっても転職しやすい職業だといえます。
2.語学力をアピールできる「TOEIC」
引用:TOEIC公式サイト
英語の資格で一番知られているのがTOEICですね。
TOEICには5種類のテストがあり、日本で「TOEICのスコア」というとTOEIC Listening & Reading Testのスコアを指します。
履歴書でアピールできるのは600点以上、700点以上になるとビジネスレベルとなり選べる仕事の幅も広がりますよ。
英語の資格は持っていて損はありません!
これまでの仕事での経験+英語スキルをアピールし、転職活動を有利にすすめましょう。
転職に効く英語の資格が気になる方はこちらもぜひご覧ください。
気軽に始められる英語の学習法はこちらもおすすめです。
3.ホテルなどの観光業界に「サービス接遇検定」
引用:実務技能検定協会
サービス接遇検定とは、文部科学省後援「ビジネス検定」の中の1つです。
受験勉強を通じて、サービス業務に対する心構え・対人心理の理解・応対の技術などが学べます。
準1級以上は筆記試験の他に面接試験もあり、ロールプレイングで表情や振る舞いなども審査されます。
接客業の経験がある人も、自分の接客スキルを履歴書や面接で表現するのは難しいですよね。
この資格を書くことによって、どこでも通用する一般的な接客の知識・スキルがあることを証明できます。
●ホテル ●旅館 ●百貨店 ●飲食店 ●接客業全般
4.外国人に日本語を教える「日本語教育能力検定試験」
引用:ユーキャン
日本語学校などで、外国人に日本語を教える日本語教師という仕事があります。
ただ日本語を話せる日本人なら誰でも教師になれるかというとそうではありません。
日本語教師には、日本語を教えることのほかに日本の文化や生活習慣など、社会学・心理学・教育学といった知識も必要となります。
生徒に合わせて柔軟に指導をしていく仕事です。
例えば、ある日本語学校の求人の条件では
- 4大卒で日本語教師養成講座420時間以上を修了した方
- 大学で日本語教育専攻、副専攻の方
- 日本語教育能力検定試験合格者
このような日本語教育について専門的な勉強をした人が求められます。
●日本語学校(国内・海外) ●オンライン日本語教師 ●企業の外国人労働者への研修
5.国内外で需要がある「保育士」
引用:全国保育士養成協議会
幼稚園教諭の場合は大学などで専門的なカリキュラムを受ける必要がありますが、保育士の資格は少し間口が広いです。
保育や教育に関係ない学科でも大学・高校・専門学校卒以上、もしくは平成3年3月31日以前に高校を卒業した人には受験資格があります。(それ以外の人は保育の現場での実務経験などが必要です)
専門の学校に通わなくても、働きながら通信講座などで保育について勉強することができるのです。
ひとくちに保育といっても、学ぶ内容は社会福祉・心理・病気・栄養など多岐にわたっています。
また筆記試験だけではなく、音楽・造形・言語から1つ選んで受ける実技試験もあります。
難しそうですが保育士資格は更新の必要がないので、取得すれば一生ものの資格といえます。
自分が子育てするときにも知識を生かせるのが良いですね。
●保育園 ●こども園 ●学童保育 ●ベビーシッター
お金や時間を節約!効率の良い勉強法とは?
資格を取ろうと決意しても気になるのがお金や時間のこと。
たくさんお金や時間をかけるほど、良い職場に転職できるわけではありません。
できればお金や時間を節約して、効率よく学びたいですよね。
そこで、便利な勉強法や国の制度もあわせてお伝えします。
オンライン講座・アプリ
スキマ時間を使って効率よく勉強がしたいという人は、YouTubeの試験対策動画やアプリを探してみるのもいいでしょう。
数年前の情報という可能性もあるので、いつ作成されたものか確認しましょう!
また、オンライン教材を提供しているスクールや通信講座も多いです。
スマホで講義を視聴できたりすぐにメールで質問ができたり、〇×クイズなどゲーム感覚で勉強できるサービスもあります。
教育訓練給付制度
転職のために資格はとりたいけど、資格の勉強ってお金がかかりそうで金銭面も心配ですよね。
ですがそんな心配を軽くしてくれる制度があるんです!
教育訓練給付制度といって「講座を受講し修了した場合、学費のうち20%(最大10万円)が支給される」という雇用保険の制度があります。
支給には要件があり、初めて利用する場合に雇用保険に加入していた期間が1年以上ある方が対象です。(途中で転職している場合、空白期間が1年以内であれば対象)
通信講座などの受講料の近くに「教育訓練給付制度対象講座」などと書かれているのが目印です。
申し込みを検討する場合、自分が対象になるのかを確認するといいですね!
例えば64,000円の受講料を支払った場合、講座修了後に12,800円が支給されることになります。すごく助かりますよね!
公共職業訓練
ハローワークでは公共職業訓練といって転職に役立つ講座が、離職者なら無料で受講できる制度があります。(テキスト代などは自費)
次に当てはまる人が受講できますよ。
- ハローワークにて求職活動を行っている人
- すぐに就職したいという意思を持った人
- 訓練を受けるための筆記試験や面接に合格した人
OAスキルや保育系・事務系などさまざまな講座があるので、有料のスクールに申し込む前に、ハローワークで受けられる講座があるかどうか確認してみるといいですね。
転職に役立つ資格をとって、人生も豊かに!
今回ご紹介したのはこちらの5つの資格です!
- パソコン資格の定番「MOS」
- 語学力をアピールできる「TOEIC」
- ホテルなどの観光業界に「サービス接遇検定」
- 外国人に日本語を教える「日本語教育能力検定試験」
- 国内外で需要がある「保育士」
気になる資格はありましたか?
学歴や職歴にあまり制限がなく、今からでも取りやすい資格ばかりですよ!
またオンライン講座・アプリ、教育給付金制度や公共職業訓練についてもご紹介しました。
該当する講座や制度があるか、確認してみてください。
お金や時間を節約しながらスマートに勉強しましょう!
取った資格は、履歴書の資格欄に書くのはもちろん、ぜひ面接で採用担当者にアピールしてくださいね。
面接時にまだ合格していなくても諦めないで、〇〇資格を勉強中と書くといいですよ。
ステキな転職先が見つかることを願っています!
履歴書の資格欄の書き方を知りたい方は、こちらもご覧ください♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。