海外赴任に学歴は関係するの?海外駐在員になるための初めの一歩!!

 

駐在員になるための第一歩として、何を求められているかは確認しておくべきですよね。

 

求められているものの中で代表的なものが、やはり語学力

 

海外で仕事をするので、英語や現地語を求められるのは想定できますが、実はその際に意外に見落としがちなのが学歴なんです。

 

というわけで、海外駐在と学歴の関係についてご紹介します!

 

海外駐在に学歴が必要なの!?

やる気と能力さえあるなら学歴は関係ない!と言いたいところですが、海外駐在と学歴は、実は関係あるのです。

 

ただ、日本の就職活動で言われているような「有名大学だから」「偏差値の高い学校だから」といった特定の大学やレベルを指す学歴ではありません。

 

モニカ
海外の人に日本の大学名を言っても、まずわからないですしね!(笑)

 

学歴が必要な理由が日本国内で就業する場合と異なってきます。

 

 就労ビザや労働許可証の取得要件で「大卒」であることが求められる

 

海外で働く場合、その国の就労ビザ労働許可証の取得が必要になってきます。

 

国によって取得要件は異なりますが、就業ビザを発給する多くの国では対象者が4年制大学を卒業していることが条件の一つになっているのです。

 

高卒だと絶対駐在員になれないの?!

 

えっ…自分は高卒だけど、駐在員どころか海外で働くのも難しいの?

 

モニカ
いえいえ!ケースによるんです!

 

就労ビザや労働許可証の取得要件が「大学卒業以上」となっている国でも、高卒・専門卒でも駐在員になれる場合があります。

 

大卒でなくても実務経験が3〜5年程度あれば労働許可証が取得できたり、専門学校で学んだ内容が仕事に関係していたりして、その技能や職種のエキスパートであることが証明できれば、取得できる可能性があります。

 

東南アジアの国々では、このパターンで取得できるところが多いようです。

 

この「エキスパート」は、主に語学などではなく技術や特殊な職種のことをさしています。

 

例えば、専門学校卒の英語が全くできない人でも、数十年間も製造業で培ってきた経験や技術があるため、駐在員になっている人もいます。

 

モニカ
近年では定年退職後のシニア熟練エンジニアが、技術指導として海外赴任されていることが注目を集めています。日本のエンジニアは優秀!というイメージにも一役買っているようです。芸は身を助く!とはまさに。

 

就労ビザの取得要件は国によっても違うので、行きたい国が決まっている人はその国の状況をしっかり調べてみてくださいね。

 

海外駐在員になるにはどうしたらいいの?

学歴と海外駐在の関係がわかったところで、駐在員になるためにはどうしたらいいかを考えてみましょう。

 

駐在員になるためには実力やスキル以外にも、運やタイミングも大事。

 

今いる会社で海外駐在員に選ばれる

 

今勤めている会社に海外拠点があり、現在自分の勤める分野で赴任の可能性があるならば、そのまま今の仕事をその会社で頑張るというのも一つの方法です。

 

しかし、会社が赴任先の国を決めるため自分の希望国では無かったり、会社によっては狭き門になるため、いつチャンスがくるかわからなかったりと、「早く海外で働きたい!」という人にとっては少し厳しいと言えるかもしれません。

 

社内から海外駐在員を目指す場合は、社内・社外の海外駐在関連に関する情報や、今いる組織内でのパワーバランスなど、様々な方面へアンテナを張り巡らせておくことで、一歩抜きんでることができるかもしれません。

 

海外駐在の求人に応募する

 

採用の段階から、海外駐在が前提となっている求人に応募するという方法もあります。

 

このケースでは就労ビザの問題もあるため、必須条件に「四年制大学卒業」や「○年以上の実務経験」としっかりと記載してあるケースが多いです。

 

一般的に倍率も高く語学力や実務経験を求められハードルも高めですが、採用されれば海外での勤務なので、自分が現地で即戦力になる条件が整っていれば「絶対に海外で働きたい!」という方には確実です。

 

行きたい国が決まっていれば、その国の駐在案件に応募すればいいので、応募の段階で赴任される国も知ることが可能です。

 

モニカ
海外赴任前提のポストを募集している企業をチェックするなら、日系なら大企業よりも中堅企業などを中心に見てみるのも良い求人を見つける秘訣かも。

社内に海外担当がいない場合などは、「早急に即戦力を求めている傾向」があります。

例えば日本に進出してきた外資系企業は当然本社が「海外」。そこに勤めれば自然に海外勤務も視野に入ってくるかもしれませんね!

 

転職の仕方については、こちらのページでも書いているので是非参考にして見てくださいね。

 

海外駐在員を目指すなら・・・

海外駐在員と学歴の関係を簡単にまとめると、

 

  • 就労ビザの申請上、「大学卒業」以上であることが条件。
  • 駐在国によっては、技能経験などでカバーすることが可能。

 

もちろん海外駐在員を目指していなくても、学歴は社会や仕事の上でのチャンスを色々と広げてくれることは確かです。

 

学歴が特に無くても活躍できる分野はありますが、もし具体的に自分がなりたい理想などがある場合、クリア条件の一つとしての「大学卒業」は確実にしておくと後々便利かもしれませんね。

 

モニカ
海外駐在員に選ばれるために注目すべきは、大学のレベルよりも「そこで何を学んだのか」、そして何より仕事での即戦力性が決め手になるでしょう!

 

そして海外赴任や海外で働くことを目指すなら、

 

  • 今いる場所(会社)で海外駐在を目指すなら運やタイミングを味方につけるための情報収集を忘れずに。
  • 海外駐在前提の転職なら、自分の希望する国の求人がある可能性も。
  • 日本に進出している外資系企業に勤めたら、自然に海外勤務も視野に入るかも

 

モニカ
私の元同僚のひとりは高卒ですが、自分で会社を立ち上げ社長として経営、頻繁な海外出張もこなしています。彼の強みは交渉力と専門知識で、ひたすらその分野に集中してきた経験が今の結果となっているようです。

ということで、ダイレクトに「起業して海外に絡む」という事も可能ですよ!

 

一方、学歴だけでは海外駐在員にはなれませんが、いろんな自分の可能性を広げるための仕事の武器は沢山あったほうがいいですよ!

 

そんな仕事上の武器についてもいろいろ紹介しているので、こちらの記事も是非チェックしてみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

特技も資格も無いけど10回以上転職して、現在なぜかスペイン在住。

友人間では「失業と転職のプロ」と呼ばれてました。

このブログでは私が実際に10回の転職を経て経験してきた一次情報を大切にして、読者様のお役にたてる情報をお届けします。(追伸:わたくし、ついに11回目の転職をしちゃいました・・)

 

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