突然決まった海外駐在だけど、自分に向いているんだろうか・・・
海外生活なんて、自分にできるんだろうか・・・
言葉も満足に通じない土地で、知らない人に囲まれ、食べ物も日用品も、公共サービスだってよく分からない…。
そんな中で「上手くやっていける人の特徴」とは?
・・・この特徴を掴んで自分の中で準備をすれば、きっとどんな心持ちで海外駐在に望めば良いかの参考になるのではないかと思います!
向いている人の特徴
海外で生活して海外駐在員の方とも会ってきた経験からの私の感覚で、向いている人の特徴と「心配を解消するコツ」などをご紹介してみます!
1.違いを受け入れる事ができる
まずなんと言っても、日本との違いに極端に戸惑わず、どれだけ受け入れることができるのかがポイントとなります。
駐在先によって様々ですが、最初は驚くことばかりでしょう。日本は世界でも有数の、便利で清潔で安全な国です。
一番の相違点は日本と比べての「不便さ」かもしれません。
- 24時間営業のお店はほぼない(正直、日本以外ではあまり見かけません)
- 土日ほとんど店が開いていない(ヨーロッパは日曜ほぼ完全休みが多いです)
- 国によっては水道水も飲めない(硬水だったり、不衛生だったり…事情はそれぞれ)
- 交通機関が複雑すぎる(経路として”公共交通機関が無い”ところも…)
- 性別による行動範囲の限定を強要される(いろいろな決まりがあったり…)
- 日本で普通でも国によっては法律違反の行動も(ポイ捨てで罰金、撮影で逮捕など…)
などなど…挙げればきりがありません。
また、「お客様は神様」と呼ばせる日本の店員さんの行き過ぎた(とも言われる)丁寧さは、世界一といっても過言ではないでしょう!
ものを食べながら接客していたり、勤務中にスマホ、おつりや大事な書類も投げてよこされたり、レストランにいってもぞんざいに扱われることもあったり。。。
でも、国が変わればそういうこともあるんです。
いちいちに憤慨しても仕方ないこともあります。ここは日本とは違うのね~とゆる~く受け止めて順応していける人は海外生活でも余計なストレスを溜めなくて済みます。
余計なストレスを溜めてしまうと、なにかとパワーを失ったり不安になったり、落ち込んでできることも出来なくなったり…要は、海外でいかに「効率よく」生きていけるかなんですよね。 …私も最初はイライラしたり泣いたりしました…。でも「こういうもの」と慣れてきたら、だんだん気にもならなくなってきました。
2.言葉の壁を気にしすぎない
海外駐在と言えば、まず気になるのが言葉の壁。
日本以外の国に住む場合、生活する上で「現地で使う言葉」はある程度は必須です。
例えば、英語圏ではない駐在国の公用語の場合には、現地語もぜひいくつか覚えてみることをおススメします。現地の人にちょっとした挨拶をするだけでも、全く反応が違ってきますし、自分自身もその国の言葉が分かれば安心できます。
どちらかというと日本人は何かと完璧を好むため、英語でも現地語でも「間違っているんじゃないか?」「発音が変ではないか?」など心配しすぎる傾向があります。特に海外駐在では、一種の日本代表としての責任も感じるでしょう。
でも母国語じゃないんですから、完璧に喋る必要はないのです。
まずは「通じれば大丈夫!」ぐらいでもいいと思います。(もちろん仕事上の数字の確認や必須事項はしっかり押さえておきましょうね。)
「私は外国人なんだから、アクセントがあって当然」ぐらいの気持ちで!どこの国の人も、それぞれのアクセント(訛り)があり、同じ国でも場所によって全然違った言葉に聞こえる例もありますよ。 英語ひとつとっても、リバプールやマンチェスターなどちょっとしか離れてないのにアクセントが違い過ぎてびっくりしたり。そしてアメリカのアクセントも「星の数ほど」です。 ちなみに、スペイン語もスペイン国内の州だけではなく村によっても独特だったり、更にそれに南米各国のアクセントも加わると…その違いを「楽しむしかない」状況です。(苦笑)
3.楽観的でポジティブな面を見つけることができる
慣れない海外駐在生活。できないことやわからないことがでてくると思います。
そんな時、ネガティブになって落ち込むのは当然です。
SNSを見たら、日本では何やら楽しそう…いいなあ…どうしてここに来ちゃったんだろう?
海外赴任では会社からの任命があって来ているのですが「海外にいる間に、日本での自分の居場所がなくなるんじゃないか…」、海外転職なら「日本でキャリアを続けていた方がよかったんじゃないか…」など、ちょっと不安に思ったり後悔したりすることもあると思います。
不安になるのは当然です。でも、長くそれに引きずられてはダメですよ!
ネガティブとポジティブは、表裏一体です。
今いる場所で、自分が今できること、楽しめることを見つけてみてください。今いる場所で、あなたがそれを乗り越えた時、絶対次のステージは「もっとレベルアップ」してるはずです。
なにより、自身の成長をさせてくれる場所に飛び込んだ自分を褒めたくなるかもしれませんよ。
4.逆境に強い
ポジティブな人でも慣れない海外駐在生活、いろんな壁にぶち当たることもあります。
仕事に行き詰まったり、想像もしなかったホームシックになったり、日本の家族や友達への連絡も時差でなかなかタイミングが合わなかったり…
海外生活に向いている人は、そんな逆境にも強いタフさがある人です。
とはいっても、そんなに強い人なんてそうそういませんよね。私も特に強いわけでもなく…イギリスでもスペインでも日本でも、結構泣いたり落ち込んだり、大声で叫んだりもしました。(涙)
本当にピンチに陥った時は、私もう俯瞰目線になってしまうことにしていました。
心象的なパニックを一度棚上げし、逆境に対して「とりあえず、やる」と切替ができる方法を持っていると強いですよ。
実はオーストリア旅行中に乗るべき終電を間違えてしまい、郊外にあるホテルから5kmぐらい離れた原野で降ろされたことがありました。ホテルの人から「野犬とか狼もいるかもしれないから夜道は気を付けて」と言われていたのでガクブルでしたが、もう笑うしかなく周囲を写真に撮りまくり「これ、私の人生ですごいネタになっちゃう~♡」と現実逃避気味に大声で歌いながらホテルまで歩きました。後から聞いたら、熊もいたらしいです…(冷汗) あの時は、「今諦めたら死ぬ!」という意気込みで、アドレナリンが出まくりでした。 ほんとに生きててよかった!(ホテルを見つけた時には半泣きでしたよ!) ・・・もちろん、絶対おススメしません。私も二度と、あり得ません。。。
↓この写真はその時のもの。小雪ちらつく深夜の11月、荒野にある無人駅の電光掲示板です。「本日は営業終了。おやすみなさい!」というベッドに入る絵が現れた時には、もう笑うしかありませんでした。。。(遠い目)
5.自信を持って自分の意見が言える
日本では謙遜は美徳とされ、むしろ会話の中では謙遜することが当然ですが、海外では謙遜しすぎる人は「自信の無い人、頼りない人」と思われてしまうことがあります。
海外に行くあなたにとって周囲は外国人ですが、同時に周囲にとってあなたは外国人です。
国も文化も違う、知らない者同士がわかり合うためには、率直に話すことが一番です。
日本では雰囲気を読んだりお互いに察したりすることが常ですが、海外ではそういうことはほぼ無いです。そして、向こうはどんどん自分の主張を強気で発言してきます。
はっきりと言わなければあなたが一方的に我慢したり、相手に侮られたり、もしくは相手に不信感を与えることになってしまう場合も。
(そうして欲しいならどうしてハッキリ言わないの?なんか馬鹿にされてる?)
(コミュニケーションを取ることができないのかな?この人と一緒に仕事しても大丈夫?)
柔らかく摩擦を好まない日本人としては、「いつもハッキリくっきり白黒つけなければならない」状況に最初は疲れるかもしれませんが、少しずつ慣れていくしかありません。特に海外駐在員ともなると、あなたは仮にも日本の本社の代表だったりするわけです。
強く言われるからといってケンカ腰になる必要はありませんが、必要な場面できちんと自分の考えをハッキリと主張することを少しずつやってみてください。あなたの気持ちがきちんと伝われば、相手もあなたについて学び、関係をよくしようという良いきっかけになるかもしれません。
6.フットワークが軽い
いろんなことに好奇心をもって知ろうとしたり挑戦したり、出向いたりすることが苦じゃない人は、比較的に環境の変化にも早く馴染むことができると思います。
仕事上では、役立ちそうな現地ニュースに敏感に反応したり、日本にフィードバックしたい情報収集などにも積極的に行ったり。私生活では、紹介された人と合ったり、招かれたホームパーティーに出向いたり、クラブに行ったり…。
でも、そういうのが疲れる…という場合もありますよね。もちろん、そんな時は無理してやらなくてもいいのです。
一番大事なのは、あなたが精神的に安定して、心地よくいれること。
そして日本人や外国人にこだわらずに、友人づきあいが出来そうな「仲良くなれる人」を見つけることも、あなたのフットワークを軽くするのに一役買うかもしれませんよ。
以前、エジンバラに滞在していた際に出会ったオーストラリア人の女の子との交流を思い出します。まだそんなに英語ができない頃でしたが、なぜか凄く仲良くなって、その子の友達を紹介してくれたり一緒にナイトクラブに行ったり…と、引っ込み思案な私を色んな所に連れ出してくれました。 私も「昔の私みたいな人と会ったら、彼女みたいにしよう!」と心掛けています。
7.ひとりでも楽しめる
日本を離れてての海外生活に、孤独感を感じたりするのは当然です。
特に、家族帯同のない海外駐在やクラスメイトも知らない中に飛び込む「単身」なら尚更です。
日本では一人でいることに慣れていたとしても、海外にいる時に急に寂しさを感じたり、思いもかけないホームシックに陥ることもあるのです。
でも、このひとりの時間を楽しめるようになると、海外生活もかなり楽しくなります。
私は早くから一人暮らしをしていたので、自分は一人でも大丈夫だと思っていました。が、意外に海外に出た時に「ホームシック」っぽい気持ちになり自分でもびっくりしました。 新しい友人ができればもちろん楽しいですが、自分ひとりでも楽しめることを見つけておくと、そういった寂しさを紛らわすことができます。 私の場合は、思い立った時にちょっとした長い散歩や小旅行に出たりしました。遊ぶ友人がいない時は休日に徒歩で街の隅々を歩いて回ったり、1泊2日で電車に乗って旅行したり…出先で違う景色を発見したりして、大変楽しかったです。 おかげで「ひとり旅上手」にもなり、日本国内も海外もかなり一人で回っていました!
8.「自分の休め方」を知っている
海外駐在は慣れない土地での生活。言葉も文化も違う人に囲まれ、慣れないコミュニティーでの人間関係などで疲労を感じ、自分の中にあった「常識が壊れて」いくこともあるかもしれません。
そんな中で自分自身が疲れきってしまったり、日本に住んでいた事に比べるとさまざまな問題や不安・不調が浮かんでくることも。
そんな時は、自分がどうしたらリラックスしたり安らいだり疲労回復できるかを知っていることが重要になります。
体調だけではなく、メンタル面でも。
例えば、絶対見方になってくれる日本の友人や家族の存在はとても大きいものです。
精神的に苦しくなった時に声を聞いて、くだらない話しを一緒にしてくれるだけで落ち着ける。
また、自分にとって元気の出る食べ物や、すっきりできるスポーツなどを知っておくと、対処もしやすいです。
そういう認識がある人は、海外駐在でも日本でもどこでも、挫けずにやっていけるでしょう。
私も何度、日本の友人達と「おしるこ」に救われたことか…!
海外駐在に向いていない人がやってみるべき「唯一のコツ」
海外駐在に向いている人の特徴を8つほど紹介してきましたが、最初に行ったようにこの特徴にあてはならなくても、心配はいりません。
私がそうだったように、海外に出た多くの方はこれらのことを「なんとかした」からです。
そう、なんとかなるものです。
「押しが弱く、引っ込み思案で、海外生活には向かないだろう」と言われていた私が、唯一心掛けたコツは「飛び込んでみる」ことだけです。
もちろん、海外に出るには様々な危機管理意識は必要ですし、色々な準備も当然すべきです。が、それさえ整えれば、あとは「飛び込むだけ」なんです。
これまで、私も数多くの知人から海外に行く際の相談を受けてきました。でもそのうちの半数以上が「漠然とした不安」で海外に出るのを諦めています。
未来は誰にもわからないですが、いつも「経験は金」。行かないで後悔するよりも、行って後悔するほうが人生が豊かになる気がしませんか?
向いていないからと塞ぎ込むのはもったいない!
海外で、いろいろ考えているうちに不安で、塞ぎ込んでしまいたくなる時もあるかもしれません。
でも、飛び込むことで「想像もしなかったことが起こる」こともあります。
海外生活は、せっかくの自分の世界を広げるチャンスです!
海外駐在も海外転職も海外留学も、海外旅行でさえ、何かしら得るものがあるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
実は私は昔から「海外生活には向いてないタイプ」と家族などの周囲からずっと言われてきました。まさかそんな私が留学したり、さらに今では海外在住。。。笑っちゃいますよね~。
そう、もしこの特徴に当てはまらなくても特に問題なし!