海外赴任で子供の英語教育はどうする?海外子女たちの英語事情!

 

海外赴任で家族で海外に移住!

 

子供がバイリンガルに!?

 

・・・なんて期待してしまう親御さんも多いのではないでしょうか?

 

グローバル化によって、英語の必要性は更に上がっています。

 

だからこそ「海外赴任で、英語が話せるアドバンテージを!」という親心、すごく分かります。

 

そして、家族で行く海外赴任は語学習得の絶好の機会でもあります。

 

でもいったいどのように子供に英語を学ばせていけばいいのでしょうか?

 

「子供はすぐに外国語を覚えられるって本当?」

「行く前に英語を習わせた方がいい?」

「帰国後はどう英語力を維持したらいいの?」

 

などなど、不安なことや疑問点はたくさん出てくると思います。

 

今回は、海外赴任での子供の英語教育についてのさまざまな側面を解説していきます。

 

お子さんを帯同するご両親の参考になれば幸いです。

 

 

海外赴任、子供の英語どうしよう?

 

海外赴任での子供の英語教育、悩みどころですよね。

 

大人と違って子供の頭は柔軟だし、英語なんてすぐに覚えますよね?

 

・・・なんて考えていませんか?

 

確かに大人に比べて、年齢が低いほど語学の習得には有利に働くと言われています。

 

しかし小さな子でも言葉が通じないストレスは感じるものです。

 

英語圏の中で生活する場合、英語の習得にはおよそ2~3年程度かかると言われています。

 

赴任時の子供の年齢によって、現地での英語習得の難しさも変わってきますし、その子供自身の性格なども考慮しなくてはいけませんよね。

 

「子供だから自然に身につくだろう」と楽観的に考えず、子供の英語教育は親としてしっかりサポートしていきたいですね。

 

子供の年齢別英語の習得難易度

赴任時の子供の年齢によって、英語習得の難易度が変わってくるとお話しましたが、どんな違いがあるのか大まかな傾向をまとめてみました!

 

もちろん子供の性格や、今まで英語学習に触れてきたかどうかでも変わってくるので、これらの傾向を参考にしつつお子さんに当てはめて考えてみてくださいね。

 

未就学児から小学校低学年

 

この頃の年齢では、比較的すぐ英語に慣れやすい年齢といえます。

 

周りの子たちと打ち解けやすく順応するのも早いため、生活の中で自然に英語を覚えることができるようです。しかしその反面、帰国時にすっかり日本語を忘れてしまうことも…。

 

年齢が低いうちは特に、日本語学習も平行して行ったほうがいいでしょう。

 

モニカ

「日本人留学生のベビーシッター募集」「日本語を教えてもらえる家庭教師募集」といった形で、海外の日本人家庭では求人している場合も多いようです。

 

小学校高学年以上

 

10歳前後ともなると、大人と同じくらい英語習得には苦労するようです。

 

高学年になってくると通常の授業のレベルもあがってきており、英語学習と学校での学習に追われ疲れきってしまうことも。

 

多感な時期なので海外移住で感じるストレスは大きく、特にメンタルケアなども意識しながら子供の状況を見守るべきかと思います。

 

モニカ

学校に通う子供にとって転校は一大事。さらに外国。子供といえど新しい環境に慣れるまでは時間がかかります。

海外駐在の子女向けの日本人学校や補習授業校を利用するなど、お子さんが安心して生活できる環境整備は必須です。

事前の情報収集はしっかりしておいたほうがよさそうですよ!

 

渡航前にできる英語の準備は?

渡航前に少しでも英語に対する不安感を減らしてあげたいと思うなら、赴任する前にちょっとした習い事として「英会話の習い事」に通わせてあげることも良いでしょう。

 

ゲームやアクティビティ中心に英語に楽しく触れるものから、海外赴任に帯同する子供向けの英会話コースがあるものまで、探せば様々なクラスがあります。

 

こうしたレッスンでは、お子さんの英語に対する興味を喚起することから実際の生活で必要な英語のフレーズまでカバーしてくれるものもあるので、英語に対しての抵抗を少なくすることや、赴任後のお子さんが生活に早く溶け込めるのにも役立つのではないでしょうか?

 

事前に少し知識をつけるだけで、漠然とした不安が消えたり自信にもつながります。

 

赴任が決まってから出発まであまり日は無いかと思いますが、使えるフレーズに限定し集中的に覚えられる海外赴任の帯同者向けレッスンは、お子さんにはもちろんですが英語に自信のない奥様にも実は大変効果的です。

 

モニカ

プライベートコースなどのある英会話学校などでは、「親子で英語に親しむ」といったクラスを特別に作れたりする場合もあるので、最寄りの英会話学校に通いたい場合はダメ元で一度相談してみるのも手ですよ!

 

現地での子供の英語教育

赴任先での子供の英語教育は、現地で通う学校や、生活環境によっても変わってきます。

 

学校での英語教育

 

現地でどういった学校に通わせるかによっても、英語の習得度は変わってきます。

 

赴任先での学校の選択肢は、主に「現地の学校」「インターナショナルスクール」、そして先にも触れた「日本人学校の3つです。

 

それぞれの学校の英語の学習環境は、どのようになっているのでしょうか?

 

■現地の学校

 

赴任先の国で使われる言語が英語である場合、現地の学校へ通うのは英語の習得の面ではメリットとなります。

 

英語に触れる機会が必然的に多くなり、学校生活で英語力が鍛えられるからです。

 

ESL(English as a Second Language)のクラスが設けられている場合なら、英語が苦手であってもサポートを受けることができるので安心です。

 

ESL(English as a Second Language)とは、英語を母国語としない人たちが第二言語として英語を学ぶための専門クラスで、主にカレッジや大学に付属しているものが多いです。

 

モニカ

ESLでは現状のレベルによってクラス分けされるため、時には国籍や言語、そして学年も違うクラスメイトと一緒に学ぶことになるかもしれません。

海外赴任のタイミングが日本の4月なら欧米では9月始業の前にESLで英語の準備をするような形をとる場合もあるようです。(詳しくは、赴任先の事情をご確認くださいね。)

 

■インターナショナルスクール

 

インターナショナルスクールでは英語によって授業が行われるため、英語に特化し、さらに様々な国の同年代の生徒が集まるため、グローバルな考え方に触れる機会も多くなるでしょう。

 

地域によっては、転入や転校が多かったり生徒の入れ替わりが激しいところもあるようです。

 

モニカ

海外赴任先でインターナショナルスクールを経験して、赴任後も日本のインターナショナルスクールに進学する、という教育の道すじも付けやすいかもしれません。

もし「赴任後は日本の学校も経験させたい」と考えているなら、赴任後の進路のための「日本語補完」する部分も検討したほうが良いかもしれません。

 

■日本人学校

 

日本の学校と同様のカリキュラムを受けることができる学校です。

 

日本と同じ環境で学習でき、帰国したあとでも日本の学校での学習の遅れがなく馴染みやすいです。

 

日本からの駐在員が多い地域で設立されています。

 

英語圏の学校ではESLも設けられていて英語の学習の機会はありますが、現地の学校やインターナショナルスクールに比べるとどうしても、英語に触れる機会は少なくなります。

 

ただ「学校は、帰国後の受験も視野に入れた日本式で」と考えているご両親も多いようです。

 

例えば、海外の日本人学校では日本同様の道徳教育も行われているので、帰国後の常識的な落差が少ないかもしれません。

 

モニカ

スペインでは一度、ニュース番組で日本人学校の様子が話題になった時に、「日本人学校では小学生も自分の教室を自分で掃除します。こうしたことも教育の一環として考えられているようです。」と絶賛していました!
こちらでは「掃除する職員」が掃除しているので、「掃除も教育の一部」といった認識はないんですよね~。

 

習い事・ボランティア・趣味を通した英語学習

 

語学以外の習い事、例えばスポーツクラブや文芸クラブ、ボランティア活動などを、海外赴任先の地域で選んでさせてみるのもおすすめです。

 

授業とは違うこうした活動はアクティビティの一つとして、英語が苦手な子でも楽しく参加することが出来るため、現地での友達ができる可能性もありますね。

 

好きなことを話題にすると、たとえ言葉が上手でなくても自然と対話も進むものです。

 

好きな趣味や運動などを通して友達と会話をするうちに、少しずつ英語ができるようになっていくかもしれません。

 

 

親ができるサポートは?

子供が早く英語を使った現地での生活に慣れるために、親としてできる限りサポートしてあげたいですよね。

 

でもどんなことをしてあげたらいいのか、親としても慣れない海外生活の中、迷ったり悩んでしまうかもしれません。

 

赴任先の地で子供の英語教育をサポートしてあげるための例をご紹介します。

 

学校や保護者と積極的にかかわる

 

まずは通う学校の教師と積極的に関わりましょう!

 

親に英語力がないと、教師と英語でのやりとりに尻込みしてしまう気持ちもわかります。

 

しかし海外の学校では、日本にいるときかそれ以上に、積極的に子供の教育に関わる姿勢が求められます。

 

親の熱意が伝わればたとえ言葉がたどたどしくても教師は好意的に受け止めてくれますし、学校生活やESLでのアドバイスやサポートなどが期待できます。

 

また、親同士の繋がりも重要です。

 

学校の決まりごとのように明確にルールが存在するものではないけれど、保護者と学校との上手な付き合い方、お友達との交流の仕方、家への招き方・招かれ方など、国や地域の慣習があるはずです。

 

仲良くなってそういったお付き合いの仕方も少しずつ教えてもらえたりできれば、現地の生活でとても役に立ちますよ!

 

モニカ

もし自分の英語に自信が無くても、誠意と熱意を持ってあたれば、きっと通じると思います!

 

親が頑張っていると子供も頑張れる

 

もし親自身が英語があまり得意でないのなら、自身でもぜひ英語学習を始めてみてください。

 

オンライン英会話を活用したり、自身もESLに参加するなどしてみるといいですよ。

 

親が実際に頑張っている姿を見せることは、子供にとっても励みになります。

 

親子で一緒に頑張っているという一体感も出て、家族の結びつきがいっそう強くなるかも。

 

海外赴任に帯同する奥さまの英語の準備について知りたいかたは、こちらの記事↓も。

海外赴任前に妻が読むべき英語の本は?気軽に読める5冊を紹介!

2019年11月9日

 

 

日本語力と英語力の維持

 

小さいうちに海外での生活を経験し英語が話せるようになるのは、子供にとってもメリットです。

 

しかし逆に、いつの間にか日本語を忘れてしまうといった場合もあるようです。

 

いずれは日本に帰国するという場合は、日本語の教育にも気を配りたいですよね!

 

とくに年齢が小さいうちに海外へきた子は基礎的な日本語がまだ身についていないため、帰国時に日本語がまったく喋れなかったり片言の日本語になってしまったりして、日本の学校生活で苦労する場合があるようです。

 

親として、基本的な日本語はおうちで教えてあげましょう!

 

日本語での読書など、日本語と接する機会をきちんと作ってあげることが大切です。

 

前述したように、日本語の家庭教師やシッターさんなども日本語と接するための方法一つです。

 

 

 

帰国後の英語力の維持のために

 

また、海外赴任生活でお子さんが英語を覚えたからといっても、ずっと維持できるとは限りません。なぜなら、語学は使わないと忘れるからです。

 

日本に帰ってから英語を忘れてしまった帰国子女も少なくありません。

 

英語力を落とさないためには、帰国してからも英語と接する機会を作る必要があります。

 

モニカ

私が英会話学校に勤めていた時、帰国子女のためのクラスを作った際には、学校の授業のようなスタイルではなく日常的な会話などを中心に据えたカリキュラムを特別に作ったりしていました。

また、親御さんは家で読書などもさせられるように、英語の本を取り寄せていました。

【海外赴任】帯同する家族に必要な準備は?いつ頃からすればいいの?

2019年9月3日

 

海外赴任を子供の英語教育に活かそう!

 

柔軟ですぐに外国語を吸収できそうな子供たちにも、海外赴任先での英語習得には難しい面もあることがわかりました。

 

英語が話せるということは将来の選択肢が大きく広がりますし、これからの時代必須にもなってくるスキル。

 

身につけるまでは大変ですが、必ず将来の力になるものです!

 

そしてそれには子供の頑張りに加え、親の充分なサポートが必要不可欠です。

 

海外生活は子供なりに苦労も多く、海外子女だからといって周囲がたとえ英語の環境だからと言って、決して楽に自然に英語を習得できるものではありません。

 

子供の苦労を理解してあげつつ、親としてできるだけサポートをしてあげれると良いですね!

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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