海外赴任を命じられたら、仕事の引継ぎや色々な手続きに引っ越しの準備と、やることがいっぱいですよね!
今回はお隣の国、中国編です!!
身近な国とはいえ、現在では数少ない社会主義国家であり、言語も違えば国民性も生活様式も違います。
知っているようで意外と知らない国。
そんな中国への海外赴任を快適に過ごせるよう、何を準備したらいいのかまとめました!
【海外赴任の準備】中国の基本情報を知ろう!
まずは赴任先の基本情報を知ることから始めましょう!
正式名称 | 中華人民共和国 People’s Republic of China |
面積 | 約960万平方キロメートル(日本の約26倍) |
人口 | 約14億人 |
首都 | 北京 |
人種 | 漢民族(総人口の約92%)及び55の少数民族 |
言語 | 中国語 |
宗教 | 仏教・イスラム教・キリスト教など |
政体 | 人民民主共和制 |
通貨 | 人民元 (為替レート 1元=約15.5円 2020年7月現在) |
日本との時差 | -1時間(北京時間) すべての地域で北京時間を使用しているため中国国内での時差はありません。 |
参考: 外務省 中華人民共和国基礎データ
中国の面積は日本の26倍!人口は11倍!
島国日本と比べて広~い国土にモンゴルやロシア、北朝鮮、ラオス、ミャンマー、インド、ネパール・・・などなど隣接する国も多いです!
中国の大都市といえば、上海・北京・広州・天津・深圳が有名ですよね。
この5つは人口1000万以上(上海は2000万以上!)で、他にも人口500万以上の都市が9つもあります。
日本の都市の推計人口1位の東京23区で約960万人、2位の横浜で約370万人であることを考えれば、中国の人口の多さをまざまざと感じさせられますね!
大都市に赴任するのか、地方なのか、北部か南部かでも環境や気候が異なることから、それぞれの地域の特性に合わせた準備が必要です。
次の章からは「日本人の滞在者が多い上海などの大都市に赴任すること」を想定して準備するものをまとめました♪
ぜひ忘れものがないかチェックしてみてくださいね。
【海外赴任の準備】中国のネット事情
今やわからないことがあれば何でもネットで調べて解決できますね。
でも、中国では情報規制が厳しいです。
普段私たちが使っているGoogle/Yahoo!検索・LINE・Facebook・YouTubeなどが使えません!
そこで、これらのSNSを使えるようにするため、VPNというものが必須となります。
VPNとは「Virtual Private Network」の略で、「仮想専用線」と訳される。その名の通り、インターネット上に仮想的なプライベートネットワーク(専用線)を設けて、セキュリティ上の安全な経路を使ってデータをやり取りする技術である。
引用:ビジネス+IT
有料と無料のサービスがありますが、無料のものはセキュリティー面で危険なものもあります。
安心してネットを使うためには有料サービスがおすすめ!
中国で使えるおすすめのVPNはこちら!
最近では情報規制がさらに厳しくなり、有料のVPNでも繋がりにくくなっているものもあります。
上記で紹介したVPNなら安定して繋がると評判なんです!
渡航してからではVPNのサイトが見れない場合もあるので、日本にいる間に契約することをおすすめします。
海外赴任での携帯電話についてはこちらで詳しく解説しています♪
ぜひ一緒にチェックしてみてくださいね。
【海外赴任の準備】中国に持っていきたいもの
中国の都市部では多くの日本人が滞在しています。
ユニクロやイオンなどの日本企業がたくさん進出しているので、生活で必要なものはほとんど現地で購入できます。
ただし、日本製のものは現地で買うと値段が高かったり、種類が少ないことも。
日本人にとって暮らしやすい環境ではありますが、普段使い慣れているものは持参した方がよいでしょう。
家具・家電
ほとんどの中国の賃貸住宅には生活に必須な家具・家電はついています。
渡航前にどんなものがそろっているのか確認して、ないものだけ現地で購入するか日本から持って行くか決めましょう。
ここでは、日本から持って行くのにおすすめな家電を3つご紹介します。
パソコン・周辺機器 | 日本の方が高性能かつ安価です。 また、日本語で設定ができるので安心ですね。 |
炊飯器 | 中国人も日本で買うほど。 現地では高性能なものは種類が少なく値段も高いです。 |
空気清浄機 | 現地でも買えますが日本より高額なものがほとんど。 中国の大気汚染はやっぱり心配なので持っていくことをおすすめします! |
中国で日本の電化製品を使う場合は変圧器も準備しておきましょう!
中国の一般的な電圧は220Vです。
日本の100V対応の製品だと壊れてしまうこともあるので気をつけてくださいね。
食料品
中国の食品といえば農薬や添加物が気になるところですね。
でも最近では安全な食を求める声も高まり、有機野菜や輸入食材を売るお店も増えてきました。
日本の食材も中国の都市部であれば日系スーパーで色々買えるようですが、輸入品は割高です。
さらに、地域に慣れるまでは欲しいものがどこで手に入るのか、なかなか見つけられないことも。
「〇〇はこれじゃなきゃ!」と、こだわりがある物はぜひ持って行きましょう!
だし類 | 中国のもので作るといつもの味にならなかったり、無添加・天然ものがあまりありません。 これだけは!というものは持っていきましょう。 |
調味料 | しょうゆ・味噌・たれなど。 日系スーパーに行っても種類が少なかったりします。 |
乾燥物 | お茶漬けやふりかけ、乾燥わかめなど。 |
香辛料 | チューブのショウガ、わさびなど。 |
お菓子 | 普段食べ慣れているお菓子をいくつか子供や自分用に。 現地の人へのお土産としてもおすすめです。 |
和菓子 | 入手困難なのでお好きな方は持って行ってみては。 |
赤ちゃん用の食品 | 粉ミルクや離乳食など。 中国人でも海外製品を買う人が多いので。 |
こだわりがなければ、ほとんどの食材は現地調達できますよ♪
さらに、中国ではデリバリーサービスが日本よりも発達しているんです!
スーパーだけでなくお弁当屋さん、お米屋さん、果物屋さんなど多くのお店で配達のサービスがあります。
とても便利なので現地に慣れてきたらぜひ利用してみてください♪
生活必需品
使い慣れた生活用品は、やっぱり日本で買っていくのが正解!
ここでは忘れがちな必需品をまとめましたのでチェックしてみてくださいね。
スキンケア用品 | 日本製の化粧品は中国でも人気が高いですが、高価で偽物や粗悪品が多いです。 化粧品は日本から持って行く方がベストです。 |
常備薬 | 薬は外国で買うより普段使っている物を使う方が安心しますね。 風邪薬や痛み止め、海外での食生活になれるまでは整腸剤も必須アイテムです。 |
歯ブラシ・歯磨き粉 | 過去に中国製の練り歯磨き粉から有害物質が見つかったことがあります。 念には念を入れて日本から持っていくことを勧めます。また、中国の歯ブラシはヘッドが大きく使いづらいです。日本製の歯ブラシは現地でも買えますが、種類が少なくお値段も高めです。 |
シャンプー・リンス | 中国のもので洗うと髪がゴワゴワすることも。 日本製のものは現地では高価なので、当面の分は持って行くことをおすすめします。 |
浄水シャワーヘッド | 中国の水は硬水で日本は軟水。 塩素濃度も高いので肌に合わず乾燥したり抜け毛の原因にも。 塩素除去付きのシャワーヘッドがおすすめです。 |
浄水ポッド | 浄水器は蛇口の形がわからないと難しいです。 浄水ポッドなら日本から持っていけます♪ 現地でも買えますが、日本で買う方が安いようです。ぜひ毎日のお料理に。 |
育児グッズ | 絵本やお気に入りのおもちゃなど。 日本語の本は入手しづらいです。 |
中国人旅行客がわざわざ日本で買っていくものはヒントになります。
中国にはないものか、あっても高額か偽物の心配があるということなんですね。
日本と中国は近く、大都市へは飛行機で約3~4時間ほどで移動できます。
しかし、都会ではない場所に赴任する場合は要注意。
空港からさらにバスや車で何時間も・・・という場合、簡単に日本から取り寄せることも難しいです。
ここで挙げたおすすめ品を基に、入念な準備をしてくださいね!
【海外赴任の準備】中国で快適に暮らすために
同じアジアの国とはいえ、中国は文化も生活様式も言語も違います。
長く住むとなると、ハプニングやトラブルも起こるかもしれません。
渡航前には、手続きや荷物の準備は念入りに行うことはもちろん、自分が赴任する地域のこともしっかり調べて出発しましょう!
とはいえ、せっかくの中国での生活を楽しみたいですよね。
ぜひ中国語を勉強したり、現地のおいしいお店や人気の観光スポットを調べたりして、赴任先での生活を満喫してくださいね♪
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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