夫の海外赴任が決まった!
でも、妻の私は英語ができない!!
英語ができないのに、さらに現地語なんてもっと無理・・・
どんな生活になるのかな?不安しかない!
ご主人の海外赴任が決まると、多かれ少なかれ、こんな感情を抱く奥様が多いのではないでしょうか。
結論から言うと、大丈夫、なんとかなります!!
・・・そう言われても、不安は不安ですよね。
そこで、この記事では、ご主人の海外赴任が決まって、英語が出来ずに不安に思っている奥様が、日本にいる間にできる不安解消法をご紹介します♪
【不安解消法1】自分が置かれる状況を把握しよう
不安解消1つ目のポイントは、「自分が置かれる状況を把握しよう」です!
現在日本では、約283万人の外国人が生活しているそうです。
その外国人は、みんな日本語を話せるわけではありませんよね。
それでもみんな、多少の困難はあれど生活できています。
海外で生活する日本人も、基本的には同じです。
つまり、日常の買い出しなどは、語学力がなくても全然大丈夫だと断言します。
外国人に片言の日本語で道を聞かれたら、力になってあげたいですよね。
その心は、日本人だけが特別持っているものではなく、人類共通なので、ご安心ください。
語学力よりも、コミュニケーションをとりたい!という姿勢が大切だと思っています。
そのうえで、駐在生活での英語(や現地語)の必要性は、読者様の置かれる環境によって変わってきます。
具体的には、このふたつによって大きく左右されます!
- 主な移動手段が、車か公共交通機関か
- 現地(またはインター)の学校に通う子どもの存在
もちろん、ご主人のサポート具合で変わってきますが、それは今回は省略しますね。
それではひとつずつ見て、不安を解消していきましょう♪
主な移動手段が、車か公共交通機関か
駐在生活の快適さを決定づけるといってもいいくらい重要なのが、移動手段です。
大きく分けて4つパターンがあり、自分がどれに当てはまるかで英語の必要性が変わってきます。
- 国際免許証を取得し、車を自分で運転する→欧米の郊外に多い
- 基本的に車は必要なく、公共交通機関が発達している→欧米の大都市に多い
- 運転手付きの車がほぼ必須で妻も自由に使える→治安があまり良くない地域や、待遇の手厚い企業
- 運転手付きの車がほぼ必須だが、日中使えるのは夫のみ→治安が良い東南アジアなど会社によってはコレ
「1.国際免許証を取得し、車を自分で運転する」場合、英語が出来なくても基本的には問題なく日常生活を送れます!
主に欧米の郊外に住む方などが当てはまります。
行きたい場所は、ナビを入れておけば(ナビがなければスマホを使えば)オッケーですよ♪
英語が必要になるのは、事故を起こしてしまったときくらいなので、もしもの場合に頼れる人を見つけておけば、もう全然大丈夫、英語ができないからと不安になる必要はありません♪
「2.基本的に車は必要なく、公共交通機関が発達している」場合、ここでも英語は必須にはなりません。
主に欧米の都市部に住む方などが当てはまるのではないでしょうか。
もちろん最初は戸惑うと思いますが、切符の買い方さえマスターしてしまえば大丈夫です。
公共交通機関が発達した地域では、日本の路線図と同じように、
- 路線が色分けされている
- 駅には番号が振られている
ので、英語が話せない・読めなくても目的地にたどり着けますよ。
人に尋ねるときも地図を見せれば大丈夫です。良かったですね!
「3.運転手付きの車が必須で妻も自由に使える」場合、運転手とのみ英語(または現地語)でのやり取りが必要になります。
こちらは主に、治安があまり良くない地域に住む場合や、ご主人の会社の待遇が手厚い場合に当てはまります。
でも不安にならなくて大丈夫!
おそらく読者様の運転手になる方は、代々日本人の運転手として働いてきた方ではないでしょうか。
行きたい場所の名前さえ言えればちゃんと連れて行ってくれます。
何時に迎えに来てね、など最低限の表現だけ、言えるか文字で打てるようになっておくといいでしょう。
「4.運転手付きの車がほぼ必須だが、日中使えるのは夫のみ」の場合が、一番英語(または現地語力)が必要になります。
比較的治安の良い東南アジアなどでは、このパターンのご家族も見かけます。
なぜなら、このような地域の公共交通機関(主にバスだったりタクシーだったり)は、予定通りに来ない、すごく混んでいる、突然止まるなどトラブル多発!だからです。
それさえも楽しめるような冒険大好き!さんならば問題なしですが、そうでなければ、最低限ガイドブックに掲載されているような表現は押さえておくと安心です。
(指差し会話帳の携帯や、ポケット翻訳機でも十分ですよ♪)
現地(またはインター)の学校に通う子どもの存在
学齢期のお子さんがいらっしゃる方、お子さんはどちらの学校に通いますか?
- 日本人学校
- 現地校またはインターナショナルスクール
「1.日本人学校」の場合、日本と同じです!
親が英語が出来なくても何ら問題はないのでご安心ください♪
逆に「2.現地校またはインターナショナルスクール」の場合は、学校の先生とのやり取り(持ち物からトラブルまで)、宿題、ママ友付き合いでどうしても英語力が必要になります。
毎日夜中まで親子で宿題に取り組んだという話も・・・・
この場合だけは、腹をくくってお子さんとともに英語の勉強をしましょう!
海外で生活する子どもの英語事情はコチラです。ぜひ参考にしてみてだくさいね。
でも、恐れおののかなくても大丈夫。
学校生活で必要になる表現を中心に、ポイントを押さえて効率よく学ぶことが大切です♪
そのために今できることとしておすすめなのが、公益財団法人海外子女教育財団が行っている「赴任前子女教育セミナー」への参加(無料)です!
セミナー申し込み時に赴任先と子どもの年齢を申告が必要ですが、なんと、当日に赴任先の学校情報を一覧でいただけます。
また、学校で使う用語をまとめた単語帳や、まだ英語が話せない子どもが最初に「お守り」として持っていける役立つ用語集「さばいばるいんぐりっしゅ」など、海外生活に使える本を購入することもできます。
(押し売りはないので大丈夫ですよご安心ください!)
【不安解消法2】現地の日本人から情報収集しよう
不安解消に今できること2つ目は、「現地の日本人から情報収集をしよう」です!
外務省の海外在留邦人数調査統計によると、海外で暮らす日本人はなんと約139万人(平成30年10月時点)!
そして大使館は153か所あります。
つまり、今不安でここを読んでいる読者様が訪れる地域には、先にその地域で生活している日本人がいる可能性の方が高いんです。
ね、それだけでも安心しませんか?
それでは、日本にいる現在、どうやって現地の方を頼れるでしょうか。
- 海外赴任先にすでにいる、夫の同僚の奥様を紹介してもらう
- 現地の日本人会・婦人会に連絡してみる
- SNSで探す
ざっくりと、この3つの方法で、日本にいながら現地のリアルな声に触れることができます。
海外赴任先にすでにいる、夫の同僚の奥様を紹介してもらう
可能ならば、これが一番手っ取り早く確実です。
なぜなら、車の例からもわかるように、「海外赴任で受けられる待遇は、会社によって全く違う!」からです。
車だけでなく、家賃補助や妻子の習い事の補助まで、悲しいかな会社によって全く違います。
その点同じ会社の奥様なら、気になるところも同じだし、ざっくばらんに聞くことが可能です。
英語を勉強するモチベーションも、現地の声を聞くと変わってきますよね♪
現地の日本人会・婦人会に連絡してみる
日本人がある程度いる地域なら、「日本人会、婦人会」なるものが存在します。
怖がらなくて大丈夫ですよ!(笑)
「駐妻」というと、大奥のような、中学校の部活のような、恐ろしい階級社会で油断をすると足元をすくわれる・・・というイメージがありますよね。あれ、私だけ?(笑)
大丈夫です、これだけグローバル化が進んで、SNSが発達した今時、そんなことはありません!
みなさん、自分も不安を持って赴任した経験があるので、とーっても親切に色々教えてくれますよ!
日本にいる間にやりとりを重ねておくと、現地にすんなり馴染みやすくなります。
「なんだ、日本人って意外といて、必ずしも英語ができなくても大丈夫だ!」と、きっと思えますよ♪
SNSで探す
上記2つは実名で、どうしても「〇〇会社の〇〇さんの奥さん」という肩書きになるので、抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。
それならば、匿名でSNSで探してみるのはいかがでしょうか。
SNSでは写真を投稿している方も多いので、生活の様子がリアルにわかります。
【不安解消法3】やっぱり英語学習!
今できる不安解消法の3つ目として、もし時間があるなら、やっぱり英語を勉強してみることをおすすめします。
なんだ、結局やっぱり英語が話せないとダメなんじゃん。と思われた方、お待ちください!
ここまで書いてきたように、基本的な海外生活は、英語が出来なくても大丈夫です。
実際に、現地の日本人コミュニティーを満喫して、ほとんど英語を話せるようにならないまま帰国される方も多くいます。
しかし、英語が出来たほうが世界が広がることは間違いありません!
海外赴任を楽しくする、プラスアルファの要素としての英語学習はいかがでしょうか。
そのためにおすすめの方法をご紹介します!
赴任国出身の、日本好き外国人と友達になろう
外国人の友達ができると、「伝えたい!」という気持ちから英語学習のモチベーションが各段にアップします!
でも、そう簡単に外国人の友達なんてできませんよね。
そこで・・・「語学交換」ってご存知ですか?
語学交換とは、英語を学びたい日本語ネイティブ(読者様)と、日本語を学びたい外国人がweb(アプリ)上でつながって、お互いの語学を教え合う仕組みです!
いい相手が見つかれば、とても楽しく英語が学べますよ♪
おすすめは、自分が赴任する国や地域に住む外国人を探すこと!
そこに引っ越すよ~!というと相手も喜んで色々と現地情報を教えてくれます。
やり取りを重ねると、英語力がアップするだけでなく、だんだんと海外赴任が楽しみになってくると思いますよ♪
webならオンライン言語交換コミュニティや、アプリならHello Talkが有名で、利用者も多いですよ。
駐在生活に特化した英語を勉強しよう
では、中学校で習った文法から・・・と英語学習を始めるのもなかなか大変です。
そこで手っ取り早く「駐在生活に必要な単語」を押さえるのも手です!
その手段としては、駐在妻に必要な英語に特化した英会話教室に通うという手もあります。
例えばマンツーマンレッスンを行っている英会話スクールBEGINが有名です。
無料レッスン体験も行えるほか、HPから、「海外赴任に帯同する奥様の英会話ブック」を無料でダウンロードすることができます!
独学の場合は、上記の冊子の他、駐在生活に必要な英単語をまとめた本がおすすめです。
特に便利なのはこちらの本。
「駐在生活のための英会話 : 子育て中のママやパパも使える簡単なフレーズ集」
←98ページの中に海外生活に必要な英会話がギュッとまとまっており、とても役立ちます。 |
電子書籍なのでスマホに入れて持ち歩けるのはもちろん、渡航前の今から暗記しても良いですね!
学校生活でのフレーズも多く収録されているので、子育て家庭にも安心です♪
他にも、こちらのページで、海外赴任に帯同する妻向け英語学習の本をご紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
【海外赴任】妻は英語ができない場合の不安解消法【まとめ】
未知の海外生活、英語ができないと本当に不安ですよね。
この記事を読んで、少しは不安が解消されたら嬉しいです。
- 自分が置かれる状況を把握しよう。→英語ができなくても大丈夫な可能性がある!
- 現地の日本人から情報収集しよう。→実際にどの程度生活に英語が必要かわかる!
- やっぱり英語学習→駐在に使う英語を学べば、海外生活が絶対に充実します!
同じ海外仲間として、読者様の生活が実り多いものになるよう、応援しています!!
海外赴任に関するこちらの記事もきっと役に立つと思います♪
最後までお読みいただきありがとうございました。